はなと防災訓練④【ハリネズミのはな】

ハリネズミ

「防災の日」は1日でしたが、まだまだ「防災週間」真っ只中ですね。

「防災週間」は9月1日の「防災の日」を含む1週間とのことで、令和元年の防災週間は8月30日~9月5日だそうです。

我が家では引き続き”防災訓練withはな”と称して、災害時の対策について考えたり計画をしたりしています。しぐさ(ハリネズミ)

今日はなにするの?

”防災訓練withはな”4日目の今日は、「災害時、はなを連れて一緒に避難所へ避難できるか」の確認をしました。

これは案外重要なことで、地域によっては災害時、ペットの”同行”ができても”同伴”はNGの場合があるそうです。

つまり、

・「避難所に連れて行く(同行)」はOKだけど、「一緒に避難所生活する(同伴)」はダメ

・ペットだけ特定の場所や屋外で集団保護となる場合がある

といったケースになる地域もあるとのこと。

せっかく一緒に避難しても、その後離れ離れを強いられてしまうかもしれない…それであれば、慣れない集団保護や屋外で野ざらしにさせるより、おうちに置いてく方がいいのかな…

と、いろいろと悩みだしてしまった飼い主であります。

体重測定(ハリネズミ)

ぼくを置いて行っちゃうの?

不安を解消するために、確認してみよう!ということで、市のHP「ペットの災害対策」のページに記載されていた問い合わせ先に電話して聞いてみました。

飼い主(以下:主)「市のHPのペットの災害対策のページを見て問い合わせしました。小動物を飼っているのですが、もしも災害が起きたとき、ペットは避難所に同伴できますか?」

市の福祉局保健所生活衛生課(以下:市)「お問い合わせありがとうございます。ペットの同伴可否については、各避難所の管理運営者が都度、避難所運営会議を開催し、そこで決定されることとなるので、申し訳ありませんが、こちらでは可否についてお答えすることはできません」

主「なるほど」

市「市のHPのよくある質問に『災害時、自分の地域の避難所がペットと一緒に避難可能か知りたい』というページがあるので、詳しくはそちらをご覧ください。また、各避難所によって受け入れ可否がことなるため、詳細は危機管理担当にお問い合わせください」

主「問い合わせ先が他にあるのですね。教えてくださってありがとうございます!」

…ということでした。

どうやら市の危機管理担当部署に電話して、各避難所の受け入れ状況を問い合わせるべきのようです。

しぐさ(ハリネズミ)

もう1回電話しなきゃね

最初に問い合わせた生活衛生課の方にHPのどこに詳細が記載されているかを伺い、そこにあった危機管理担当の部署に改めて電話をしてみました。

主「市のHPのペットの災害対策のページを見て問い合わせしました。小動物を飼っているのですが、もしも災害が起きたとき、ペットは避難所に同伴できますか?」

危機管理担当(以下:危)「お問い合わせありがとうございます。市の方針として、ペット同行避難を進めており、ケージや檻に入れての避難であれば問題ありません」

主「ペットが一緒でも大丈夫なんですね!」

危「しかしながら、避難所によって対応が異なる場合があります。飼い主さんの場合、最寄りの避難所はどちらでしょうか」

主「我が家は〇〇中学校が最寄の避難所です」

危「分かりました。念のため管理運営者に確認を取るので、折り返しお電話します」

主「ありがとうございます、よろしくお願いします」

…とのことでした。

危機管理担当の方によると、基本的にはペット同伴OKだけど、念のため聞いてくださるそうです。なんてありがたい!

そして待つこと約1時間、電話がかかってきました。

危「先ほどお問い合わせいただいた、ペット同伴避難の件ですが、ケージに入れていれば可能との確認が取れました」

主「ありがとうございます!」

危「〇〇中学校では実際にペットを連れての避難訓練も実施しています。小動物ですし、問題はありません」

主「分かりました。いろいろとご親切にありがとうございました!」

…という感じでした。

ペット同伴OKというだけでなく、過去にペットも一緒に避難訓練をしていたとは、飼い主の地域はなかなか防災意識が高い上に動物さんにも優しいんだなと気付かされました。

情報って自分から取りにいかないと手に入らないものだとは思っていましたが、今回の件でそれを改めて痛感しました。

体重測定(ハリネズミ)

一緒に避難できるんだね!

良かったね、はな。

万が一のことがあっても一緒にいられるよ!

不安が解消して一安心のはなと飼い主です。

災害時の備えは物だけでなく、情報を手に入れておくことも重要だなと思いました。

飼い主の地域では幸い、ペット同伴避難がOKでしたが、もしもダメだった場合は新たに対策を考えなければいけませんでした。

また、知らずにはなを連れて避難して、その場で「ペットはダメです」と言われたらショックの大きさもハンパないと思います。

思い切って問い合わせしてみて良かったね、はな。

今回の件でまた災害対策に一歩近づけた飼い主でした。