「無線工学A」はこんな科目

今回は「無線工学A」の内容についてお話します。

簡単に言うと「電波ってこんなものだよ」とか、「電波が使われる時にはこういう機械や仕組みがはたらいているんだよ」というような内容を勉強するのが「無線工学A」です。

1.「無線工学A」の内容

無線工学Aでは以下の細目を勉強します。

増幅・発振

変調・復調

送信機

受信機

放送用送受信機

マイクロ波・衛星通信用等送受信機

通信方式

電波航法

電源

無線測定

信号が生じる回路の仕組みや、信号の変調、電波の送受信に関わる機械やその方法、といった内容となっています。

増幅・発信については「無線工学の基礎」でも勉強するところなので、平行して学ぶと勉強しやすいかもしれませんね。

2.「無線工学A」は頑張れば理解&納得ができる

難攻不落(?)の「無線工学の基礎」とは違って、「無線工学A」は頑張れば内容を理解できる科目です。

送信機・受信機とか変調・復調とか、小難しい言い方をしているからとっつき難い雰囲気醸し出していますが、「ラジオの音声が届く仕組みってこれだったのか」とか「電話で話せるのって電波がこうやって届いてるからなんだな」とか、身近なものの仕組みが解明されていくようで、割と楽しく勉強できました。

普段当たり前のように使っているものたちが、どのような原理で動いているのかを知る機会になって、ひとつひとつの項目を「うんうん」と納得しながら勉強していった思い出があります。

3.「無線工学A」を勉強するとき

比較的勉強しやすい科目とはいえ、いきなり過去問に手を付けるのは矢張りキツいです。

まずは参考書を流し読みして「無線工学Aってこんな感じなんだなぁ」と雰囲気を味わってから過去問集に進むことをおすすめします。

私はまず1度参考書にさーっと目を通して、自分で「ここ大事そうなこと言っているな」と思ったところに印を付けながらもう1度読む、それから過去問集へ、という手順で勉強しました。

勉強の仕方は人それぞれだと思いますが、時間に余裕があったらいろいろな方法を試してみて自分に合っている方法を採用するのがベストです。

今回は「無線工学A」の内容について簡単にお話しました。

最後に勉強方法の話が出ましたが、コラムなどの別ページでは私が1陸技を勉強するときにやったことを紹介しているので、暇なときにでも目を通してみてください。

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